プラハ旧市街(チェコ🇨🇿)

2023年3月、欧州周遊の旅に出ていた私は、ベルリンから夜行列車に乗ってチェコ共和国の首都・プラハに来ていた。バイト先の先輩がプラハ城がすごいと言っていたので一度見てみたいとおもい、初めての訪問。

赤い屋根を基調とした美しい景観

街を見守る丘に鎮座するプラハ城・聖ヴィート大聖堂は、1344年に神聖ローマ皇帝カレル4世によって設立され、約600年にわたる建設期間を経て1929年に完成した。地元出身の世界的造形作家・画家であるアルフォンス・ミュシャが手がけた美しいステンドグラスの光が優しくドーム内を照らす。

1143年設立のストラホフ修道院。私が訪れた時には行けなかったが、世界有数の美しい図書館を併設しており、学術的にも非常に価値が高いとされている。

参考:阪急交通社

https://www.hankyu-travel.com/guide/czech/prague.php

ミニチュアワンダーランドの精巧な世界 (ドイツ🇩🇪)

ドイツ・ハンブルクの倉庫街の一角に、「ミニチュアワンダーランド」はある。世界最大級のミニチュア博物館で、ハンブルクの人気スポットの一つになっている。ということで、今回はこの博物館自慢の魅力的なミニチュアを紹介。

スイスの山岳地域のジオラマ。その大きさは上階まで食い込んでいる。そこを様々な列車が走る。
岩肌の色や形がとても自然で目を引く。

ドイツの高速列車インターシティエクスプレスが駅を発車。

ライブ会場は、人で埋め尽くされている。ステージでは、人やセットが動く。

ローマの風景。世界的な名所も数多く再現されている。

遊園地のアトラクションも、ギミックが満載。

信号にしたがって交差点を忙しく行き来する車。

空港ターミナル。ずらっと一列に並んだ姿が壮観だ。
飛行機が離着陸するギミックまで搭載されている。タイ国際航空の便が離陸するシーン。
細かい電飾は、ほのかな暖かさを漂わせる。
ターミナルビルの灯が幻想的な夜景を生み出している。夜になっても空港の人々の営みは続く。
出発・到着の案内を表示する電光掲示板。このタイムテーブルに沿って航空機が離着陸を繰り返していく。

この博物館の展示は、造形や色彩の細かさだけでなく、多彩なギミックや電飾が、見物客を飽きさせることはない。想像のレベルを幾つも超えてしまうスケールと精巧さだ。ここまでのクオリティのミニチュアを見物することはよそではできないだろう。筆者も、またドイツを訪れることがあれば、必ず行こうと決めた

ビッグベンの鐘の音 (イギリス🇬🇧)

イギリス・ロンドンにある国会議事堂の時計塔「ビッグベン」は、2022年、4年間にわたる大規模な修復工事を終え、その美しく壮大な姿を私たちに堂々とみせてくれている。筆者は、2023年春の欧州横断旅のスタートとして訪れ、正午の鐘の音を聴いた。

鐘の音は、おなじみの学校のチャイム。「キーン・コーン・カーン・コーン」とよく表現されるあのメロディだ。毎日学校で聴いていたチャイムを遠い異国の地で聴けるのはとても気分を落ち着かせてくれる。

テムズ川と国会議事堂

(参考)

・毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20220101/k00/00m/030/055000c

美しい湖とアルプスの絶景!ゴールデンパス・ラインの旅 (スイス🇨🇭)

ヨーロッパ列車旅の途中、ルツェルンからシュピーツまで、アルプスと湖の絶景で有名な「ゴールデンパス・ライン」に乗車した。ゴールデンパス・ラインは、ルツェルン~インターラーケン(中央鉄道zb)、インターラーケン~ツヴァイジンメン(bls鉄道)、ツヴァイジンメン~モントルー(MOB鉄道)の3つの私鉄にわたってスイスの中央を横断する路線だ。ブリエンツ湖・トゥーン湖の絶景を横目にアルプスの麓を横切るこの路線には多くの見所がある。

ルツェルン駅から十数分、普通列車に乗ってアルプナッハシュタットで途中下車。せっかくなのでここでピラトゥス登山鉄道に乗車してみることに。絶景もさることながら世界一の急勾配鉄道はやはり全てが特殊で面白い。

アルプナッハシュタットからギスウィル駅で一度乗り換え、ブリエンツに向かう。途中、ラックレールを用いて急勾配を登る区間があり、そこでは走行音が変わる。青く輝くブリエンツ湖はとても美しい。ここで、ブリエンツ・ロートホルン鉄道に乗車し、ロートホルンを蒸気機関車で登ってみた。歴史ある登山列車から眺めるブリエンツ湖とアルプスの山々は雄大だ。

車窓に映るルンゲルン湖

ブリエンツからは、インターラーケンで乗り換えついでに昼食をいただき、シュピーツへ。まるで絵画から飛び出してきたかのような美しい景色は飽きることがなかった。列車を降りてしまうのが惜しい. . . .

世界で6番目に小さい国家・リヒテンシュタイン🇱🇮に行ってみた

リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに囲まれた世界で6番目に小さい独立国家だ。人口は約38000人。義歯やコンクリートドリルなどの工業製品のほか、切手産業や金融業で国家の生計を立てている。中でもとくに切手産業が有名で、高度な印刷技術を要する美しいデザインの切手は、世界中の切手マニアの心を魅了している。

この国の成立以前、ハプスブルク家の貴族であったリヒテンシュタイン侯爵家は、神聖ローマ帝国議会への列席権を得るために必要な領地を探し求めていた。そんな中、偶然売りに出されていた土地(現在のリヒテンシュタインの一部)を1699年に購入。その後さらに買い増しをして1719年に神聖ローマ帝国より自治権を与えられた。これによりリヒテンシュタイン候国が誕生。第1次世界大戦以降は非武装中立を守っており、通貨と国防においてはスイスに任せている状態だ。1990年には国際連合にも加盟しており、2019年には日本とリヒテンシュタインは国交樹立150周年を迎えた。

筆者は、ヨーロッパ旅行の最終日、スイスから日帰りで訪れた。チューリヒから1時間半ほど列車に乗り、ザルガンス駅で下車、リヒテンシュタインのファドゥーツ行きのバスに乗り換え、20分ほどのところにある。列車もバスも概ね30分に1本は運行されており、利便性は十分。

見どころのひとつ、切手博物館では、美しく繊細なデザインの切手の歴史を見学できる。様々な種類の切手が販売されており、外国に葉書を出すことも可能だ。

また、坂を登った上にあるファドゥーツ城も見どころだ。現在も公爵が住む城内には入れないが、美しい外観と丘の上から眺めるライン川とアルプスの絶景は壮観だ。

ファドゥーツ城

ご興味があればこちらもぜひご覧ください

(参考)

・地球の歩き方・スイス ダイヤモンド社

・外務省

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/liechtenstein/index.html

ユーロシティエクスプレス (ドイツ🇩🇪→スイス🇨🇭)

ヨーロッパを列車で巡る旅の途中、ドイツのミュンヘンからスイスのチューリヒへ、Euro City Express(ユーロシティエクスプレス)に乗車した。

大都市ミュンヘンを出ると、ドイツの大地を高速でかけてゆく。この列車は、リンダウ、ブレゲンツ、ザンクト・ガレンを経由してチューリヒを目指すため、車窓にはボーデン湖が見える。しかし、すでに陽の落ちた後だったため、車窓は真っ暗だ。ミュンヘンーチューリヒは3時間半の旅だ。快適な車内でゆったりすることにしよう。

チューリヒに着くと、ルツェルンへ向かう。列車が遅延し、ルツェルン駅に到着したのは深夜0時くらいだっただろうか。

ミュンヘンを歩く (ドイツ🇩🇪)

2022年9月、ヨーロッパを列車で巡る旅に出ていた。ザルツブルク(オーストリア)から、チューリヒ(スイス)へいく途中、列車の乗り換えのためドイツのミュンヘンで列車を降りた。せっかくなので、ミュンヘン中央駅の周辺を歩いて観光してみることにした。ミュンヘンは、今回のヨーロッパ旅行で訪れた他の街と比較しても、特に規模が大きく、まさに大都市といった雰囲気だ。しかし、第1次大戦前からの歴史的建造物も多く残されており、大都市ながら美しい景観との共存を実現している。短い時間だったが、訪問したいくつかの見どころを紹介したい。

参考:地球の歩き方・ドイツ

ウィーンとハプスブルク家 (オーストリア🇦🇹)

オーストリアの首都・ウィーンは、ハプスブルク家ゆかりの地であり、それに関連した観光名所が数多くある。

ハプスブルク家は、スイス北東部からドイツ西南部を支配していた小貴族だったが、ルドルフ1世が神聖ローマ帝国に選出されたことを皮切りに、その影響力は大きくなっていった。ハプスブルク家は、戦争ではなく結婚政策で王家を発展させていったと言われるが、女帝マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがフランス国王ルイ16世と結婚したこともそのひとつだ。のちにイタリア戦争に敗れたことから徐々に衰退が始まり、オーストリア=ハンガリー帝国が形成されると、第1次世界大戦に突入、1918年に破れるまでの650年間、中央ヨーロッパで栄華を誇った。

ウィーンには、650年の長きに渡り栄華を誇ったハプスブルク家ゆかりの史跡が多く残されている。筆者も実際に足を運んでみたが、ウィーンの発展は、ハプスブルク家とともにあったのだと振り返る。

世界遺産のシェーンブルン宮殿。女帝マリア・テレジアの命で大改築され現在の姿になった。マリーアントワネットは15歳で、フランスに嫁ぐまでここで育った。
ミヒャエル広場側から見たハプスブルク家の王宮。増改築が繰り返され、600年以上王家の住居とされてきた。内部にも見どころはたくさん。
ヨーゼフ広場と国立図書館。中央にヨーゼフ2世の騎馬像が立つ。

今回、市内観光では、主に地下鉄を利用して巡った。市内の交通機関が24時間乗り放題になるチケットを購入し、名所での入場料などは都度支払っていたが、「ウィーンシティカード」や「ウィーンパス」など、便利なチケットやパスが多く設定されている。目的に合わせて活用すると便利だ。注意点として、打刻が必要なチケットは、打刻を忘れずに。おすすめは、「シシィチケット」で、王宮、皇帝の部屋、シシィ博物館、シェーンブルン宮殿などのハプスブルク家関連の観光地の多くに入場できる。34ユーロとお手軽なので、簡単に元は取れそうだ。特筆すべき点は、シェーンブルン宮殿ではシシィチケットを持っているとファストレーン(待ち時間なし)が利用できる点だ。筆者が訪れたときも2時間待ちとなっていたことを考えると、これは大きなメリットだ。また訪れる機会があれば、ぜひ利用したい。

参考:地球の歩き方・ウィーンとオーストリア

5000年の歴史を紡ぐクールの街並み (スイス🇨🇭)

スイス最古の街・クールは、5000年にも渡る長い歴史を持つことで有名だ。山の麓の落ち着いた街だが、多くの店が立ち並び、ショッピングに最適な、リゾート地としての賑わいも見せる。大聖堂をはじめとする中世の街並みは、大都市圏にはない独特の空気感を感じさせてくれる。

参考:スイス政府観光局https://www.myswitzerland.com/ja/destinations/chur/

中世ヨーロッパの街並みを訪ねて…ベルン旧市街(スイス🇨🇭)

スイスの首都・ベルンの旧市街は、15世紀末に造られた中世の街並みが今でもしっかりと残っている。残っている…というより絶え間ない努力によって残されている、というのが正しいような感じがする。

この街は、ツェーリンゲン公ベルヒトルド5世が、当時サヴォイ家との戦いの守備基地にしようと、街を造ったことから始まった。1405年の大火で燃えた後再建され、その後2度の世界大戦でもスイスが中立国だったことから戦場にはならなかった。そうして現在まで美しい街並みが残り、いまでは世界遺産にも登録されているスイスの一大観光地だ。筆者も心から、また来れる日を願って。

牢獄塔の下をくぐる路面電車

参考:地球の歩き方A18スイス