オーストリアの首都・ウィーンは、ハプスブルク家ゆかりの地であり、それに関連した観光名所が数多くある。
ハプスブルク家は、スイス北東部からドイツ西南部を支配していた小貴族だったが、ルドルフ1世が神聖ローマ帝国に選出されたことを皮切りに、その影響力は大きくなっていった。ハプスブルク家は、戦争ではなく結婚政策で王家を発展させていったと言われるが、女帝マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットがフランス国王ルイ16世と結婚したこともそのひとつだ。のちにイタリア戦争に敗れたことから徐々に衰退が始まり、オーストリア=ハンガリー帝国が形成されると、第1次世界大戦に突入、1918年に破れるまでの650年間、中央ヨーロッパで栄華を誇った。
ウィーンには、650年の長きに渡り栄華を誇ったハプスブルク家ゆかりの史跡が多く残されている。筆者も実際に足を運んでみたが、ウィーンの発展は、ハプスブルク家とともにあったのだと振り返る。









今回、市内観光では、主に地下鉄を利用して巡った。市内の交通機関が24時間乗り放題になるチケットを購入し、名所での入場料などは都度支払っていたが、「ウィーンシティカード」や「ウィーンパス」など、便利なチケットやパスが多く設定されている。目的に合わせて活用すると便利だ。注意点として、打刻が必要なチケットは、打刻を忘れずに。おすすめは、「シシィチケット」で、王宮、皇帝の部屋、シシィ博物館、シェーンブルン宮殿などのハプスブルク家関連の観光地の多くに入場できる。34ユーロとお手軽なので、簡単に元は取れそうだ。特筆すべき点は、シェーンブルン宮殿ではシシィチケットを持っているとファストレーン(待ち時間なし)が利用できる点だ。筆者が訪れたときも2時間待ちとなっていたことを考えると、これは大きなメリットだ。また訪れる機会があれば、ぜひ利用したい。
参考:地球の歩き方・ウィーンとオーストリア









