水の都・ベネチア(イタリア🇮🇹)

2022年9月、ヨーロッパを鉄道で巡る旅の途中、イタリア北部、アドリア海に浮かぶ水の都・ベネチアに訪れた。

街並みが水面に映る光景はとても神秘的で、街そのものがひとつの神殿であるかのように錯覚させられる。縦横無尽に張り巡らされた運河を小さな舟が徘徊する光景はここでしか見られない。ベネチアに住む人の足は、バスでも鉄道でもなく、船だ。近年は高波による浸水被害に悩まされることもしばしば。

神戸布引ハーブ園

兵庫県神戸市・新神戸駅の裏には心安らぐハーブ園がある。多種多様な花・ハーブ・観葉植物が栽培されており、山頂からは神戸市が一望できる人気の観光スポットだ。

姫路城と名物えきそば

2022年9月、中学3年生ぶりに姫路に訪れ、世界遺産の姫路城を見物した。

まずは姫路駅で名物のえきそばを食べる。蕎麦粉を使った一般的なそばとは違い、中華麺を使用したそばであるところが独特だ。あっさりしているが筆者には好みの味だった。

空腹も満たされたところで世界遺産の姫路城を見に行く。池田輝政にゆかりがあることで有名だが、他にも歴代城主には多くの歴史的偉人が名を連ねる。訪れるのは2度目だが、その圧倒的な大きさだけでなく、木造建築としての精巧さにも驚く。

世界一の急勾配鉄道!ピラトゥス登山鉄道(スイス🇨🇭)

2022年9月、筆者はヨーロッパを鉄道で巡る旅に出ていた。途中スイスを訪れた際、ピラトゥス登山鉄道に乗車した。133年の歴史を持つこの鉄道は、世界最急勾配の鉄道という称号をもち、その最大傾斜角は48%(480パーミル)にもなる。日本の鉄道における最急勾配は、大井川鐵道の90パーミルであることからも、この鉄道の凄さが分かる。

この鉄道の起点は、ルツェルンから普通列車で20分ほど西に進んだところにあるアルプナッハシュタット駅。急行列車は停車しない、静かで落ち着いた駅だ。

列車は、麓の駅をゆっくり出発すると、モーターの唸りが聞こえる。見た目はケーブルカーっぽいが、あくまで「電車」であり、ケーブルカーではない。車両は搭載されたモーターにより駆動する。左右のレールの間にはラックレールがあり、2つの歯車を組み合わせた特殊な形状をしている。この方式は「ロッハー式」と呼ばれる非常に珍しい方式だ。列車はゆっくりと、着実に標高を上げていく。緑生い茂る森林を抜け、森林限界を過ぎると、車窓は雪景色に変わる。列車と周りの景色を遮る木々がないため、山肌とそれを覆う雪はとてつもない迫力で、自分がすごく小さな存在に感じて不思議な感じだ。頂上には、レストランや展望台があるが、その日は曇っていた。頂上へはロープウェイでも訪れることができる。

世界一の急勾配鉄道でゆくピラトゥス山は133年、そしてこれからも人々の心を魅了してゆく。

蒸気機関車で山登り!ブリエンツ・ロートホルン鉄道(スイス🇨🇭)

2022年9月、筆者はヨーロッパを鉄道で巡る旅に出ていた。途中スイスを訪れた際、ブリエンツ・ロートホルン鉄道(BRB)に乗車した。この鉄道は、130年の歴史をもち、ロートホルンを約1時間かけてゆっくり蒸気機関車で登ってゆく登山鉄道だ。蒸気機関車が走る区間における世界最急勾配でもあり、世界中から鉄道ファンが訪れる。

この鉄道の起点はブリエンツ駅。ゴールデンパスラインの中間地点で、ブリエンツ湖畔の美しい街だ。ルツェルンとインターラーケンを結ぶ急行列車に乗車すると簡単にアクセスできる。インターラーケンからは船でもアクセスできるので、ブリエンツ湖を優雅にクルージングしながら訪れることもできる。

列車は、蒸気のドラフト音を唸らせ、麓のブリエンツ駅をゆっくりと出発する。この鉄道は、概ね1時間に1本運行されており、急行列車との乗り継ぎも良い。しばらくは森の中を縫うように走るが、しばらくすると開けた部分に出ると、ブリエンツ湖の絶景が目に入る。その瞬間、多くの乗客がシャッターを切る。湖の対岸の山々の雪化粧も美しい。

山を登る蒸気機関車

30分ほど景色に見惚れていると、列車は山の中腹の中間駅に到着する。列車は30分ほど停車したのち折り返す。筆者が訪れた日は、天候の影響で頂上駅までは行けなかったようだ。だが、中間駅で車掌さんと話す機会があり、色々なことを教えてくれた。筆者が日本から来たことを伝えると、静岡の大井川鐵道とブリエンツロートホルン鉄道は姉妹提携を結んでおり、それらの走る金谷町とブリエンツも姉妹都市であることを教えてくれた。また、乗車してきた機関車がいつ製造されたのか尋ねたところ、乗車した機関車は1996年に新造されたものだが、この鉄道では100年以上走っている機関車もあるのだと説明してくれた。歴史と景観を苦労して守っていることがよく分かる。

初めてみるロッド配置。日本に同じような機関車はないのでここまで近くで見られるのは貴重な体験。車輪径が小さいため、スピードは落ちるが力強く山を登れる。

ブリエンツ湖とアルプスの美しい景色を130年の歴史ある蒸気機関車列車でめぐる旅はまさに非日常と文明の偉大さを感じさせてくれる貴重な体験だった。

九州鉄道記念館

 福岡は北九州市、門司港駅に隣接する九州鉄道記念館では、様々な貴重な展示を見ることができる。以前、門司港駅に関する記事でも紹介したが、門司港は九州における鉄道の重要拠点地であり、門司港レトロ地区として歴史ある建造物が多数残されている。

 九州鉄道記念館の本館は、旧九州鉄道の本社屋として、門司駅(現在の門司港駅)の開業と同時期に建設された。明治22年に九州鉄道が博多〜千歳川仮停車場間で営業運転したことを発端とし、門司駅(現在の門司港駅)〜高瀬駅(現在の玉名駅)間が開業した際にこの場所が起点とされ、九州全域に鉄道が建設されていった。

 その後、管理する事業者は、帝国鉄道庁、鉄道院、鉄道省、国鉄、JR九州と変わってゆき、現在に至るが、九州における鉄道の重要拠点としての役割を長きにわたって果たしてきた建物だ。現在は九州鉄道記念館として、様々な貴重な展示や体験を楽しめる施設となっている。北九州の観光の際には是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。

門司港駅のレトロな駅舎

 福岡県北九州市、関門海峡を望む港町にある門司港駅は、九州における鉄道の重要拠点地であり、大正3年に門司駅として開業した。近代日本を象徴する、ルネサンス様式の木造二階建駅舎は国の重要文化財に指定されており、復元工事が完了した現在では、開業時の美しい姿を眺めることができる。私も、青春18きっぷを余らせていたので、今年の春、帰省ついでに足を運んだ。そのときの記録を写真で紹介したい。

韓国訪問🇰🇷

 日韓関係が悪化してゆく最中、韓国の反日対応などが当時の日本メディアで度々話題になっていた。韓国のアイドルグループを推していたこともあり、韓国本場の空気感を味わいたいと考えた私と友人は、コロナ禍前の2019年3月、高校卒業記念に韓国を訪問した。

 今回の私たちの韓国訪問は、現地の方達にとても助けられた旅行だった。日本のメディアは、韓国人へのインタビュー等で反日感情をあらわにした人の映像をやたら強調したりして、あたかも韓国の人たちはみなそうであるかのような報道をするが、実際に足を運ぶと、皆親切な人ばかりだった。慣れない海外旅行で迷って道を尋ねたことが何度もあったが、皆真剣に話を聞いて私たちを導いてくれた。多くの人が片言だが日本語でアドバイスをしてくれた。ホテルでも空港でも、私たちが困ったときに手を差し伸べてくれる方達ばかりだった。3泊4日の旅行中、反日のムードを感じたことは一度たりともなく、むしろ現地の方達はフレンドリーで、日本で印象付けられていた韓国とは大きく違っていた。

 ソウル市内の大通りは道の幅が広く、バス専用道もある。高層ビルも立ち並び、夜も明るく、目を細めれば日本の下町と間違えてしまうのではないかと思うほどだった。推していたアイドルグループのグッズ漁りに街に繰り出すと歩道にある屋台からの美味しそうな香りを感じながら歩く。食べ歩きに困ることはないだろう。私たちも、トッポギ串と、おでんのようなものを頂いた。味付けが日本と近いからか、とても美味しかった。韓国料理といえば辛い印象があるが、しっかりと旨味のある辛さで、涙を流しながらでも食べたい、やみつきになるおいしさだった。

 今回の韓国旅行は、まさに現地に行ってみなければわからないことの連続だった。私たちの想像の何倍もあたたかく、親近感のある国だった。また足を運んでみたい。